筆者が大好きな楽曲達を紹介。記念すべき第1回目は、僕がこのジャンルにハマるキッカケの1つとなった楽曲をチョイス。このジャンルの代名詞の1つともいえる曲なので知ってる方も多いかもですが、良かったら覗いて行って下さいネ。
セクシャルなジャケットや曲名とは裏腹にとてもキャッチ―で聴きやすい楽曲。Hな要素といったら女性の嬌声が一部聴こえる箇所があるぐらいでしょうか。
イントロからアウトロまで聴こえる「キッキッキッジャム (Keep keep keep jumping)」の声ネタは妙に頭に残る、つい口ずさみたくなっちゃう心地良さがありますし、Tommyknockerのブルンブルンとした変態的なキックやうねりのあるシンセ。Viperの手で更に磨き上げられたブレイクとメロディアスな旋律。
どこから聴き始めても気持ちの良い音が鳴ってる、至高の1曲ですね。圧倒的な説得力で、ただただ押し倒される感じがたまらないです。このジャンルに魅了されて長いですが、沼に引きずりこむには十分すぎるパワーを持った曲だと改めて感じます。
この楽曲「Remix」として作成されていますが、実は「Fuck the Titties」という名の楽曲をPlayahは作っておりません。ではこの曲名はどこから来たかというと、Playahのこれまでに作った楽曲の内、以下から名前が来てます↓
- Fuck The Fame
- Keep Them Titties Jumping
声ネタ及びメロディ等もこの2つの楽曲にあったもので、2つの曲の要素を足した上で、TommyknockerとViperが色を加えた形になります。原曲の粗削りだった箇所も綺麗に整えられ、さらに聴きやすく、よりノリやすく進化してる良Remixですね。
この時代のPlayahは粗削りな部分がまだ多いのですが、卓越したサンプリング、メロディセンス等が噛み合わさって絶妙な魅力が出てる気がします。以後、粗削りな部分もなくなり、彼の音使いは一層洗練されていきます。
ちょっとでも魅力を感じた方は2008~2010年頃のPlayahの曲達も是非聴いてみて欲しいです。脂乗り乗りで珠玉の楽曲が沢山あります。これは紹介し始めたら終わりが見えないのでまた別の機会にでも。
そんなTha Playah、実は昨年(2020年)の3~5月にかけて来日する予定でイベントが組まれていたのですが、昨今のコロナウィルスの影響で開催延期されたまま今日を迎えている次第です。
いよいよワクチンが世界各地で接種されるようになった現在、この時勢が落ち着いた暁には開催される可能性があります。今回の記事で少しでも魅力を感じた方は、ぜひ来日イベントへの参加もご検討いただければ幸いです。僕はぜひとも参加したいと思っています。
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、今回はこの辺で。ありがとうございました。
【2024年6月14日追記】
Tha Playahの来日公演が、4年越しに開催される運びとなりました。日本のHardcore Technoレーベルの一つ、Gemeinschaft of Hardcore様が主催する「Gemeinschaft of Hardcore 2024 – The Blood Covenant」にて開催されます。
日時は、2024年8月31日(土)渋谷clubasia(東京都渋谷)です。国内Hardcore Techno界の先陣を走るコンポーザーやDJ陣も多数出演予定で、非常に見逃せないイベントの一つです。ぜひ、足を運んでみてください。
コメント