【楽曲紹介②】Darkvizion – Rize

楽曲紹介


第2回目。前回は超が付くほどのドアンセムでしたので今回は隠れた良曲を。
DarkvizionはかつてTerror Traxxにて楽曲をリリースしていたアーティストです。これは彼の初EPのタイトル曲ですね。

王道の構成で聴きやすい。メロディも落ち着きがありながら世界観を十二分に表現されていて耳馴染みも良い。「Rize」の名の通り、月が昇るような情景が連想できる曲で風情がありますね。
音使いも少々癖があって面白いですね。特に1分21秒頃から聴こえてくる奇妙なスクリーチ。1分29分のフィルに至ってはもう謎の生き物の鳴き声しか聴こえない、なんだこの音は。ブレイクに匹敵するぐらいこの曲で印象的な箇所の1つだと思います。
やたら「ドゥワーンドゥワーン」と鳴っているキック、こういうリリース部が右上がり?のキックもあまり聴かない音で面白い。重さも派手さもあまりないですが、味があって僕は好きです。
サンプリングや金物などは癖もなく上手に刻まれておりノリやすい。上記の音達とも調和して引き立てられてて素敵です。

Darkvizion、実はこの初EPをリリースして以来、新曲が出ることは無かったです(※のちにOffensive Recordsにて「Beatstream」という別名義で活動しましたが長くは続きません)
にも関わらず彼の曲をMillenium系のMixで聴くことは少なくありません。このRizeに至ってもMix、また過去のライブセットリストにもちらほら名があり、「割とスピンされていた曲だったのかな?」という印象が持てますね。

Terror TraxxはEarly系の印象が強いレーベルかもしれませんが、Millenium時代のリリースも隠れた名曲、アーティストがちらほらですので掘ってみるのも楽しいかも。Outrage & ProlaxxやInyoung & Static、他にm…(以下略)
やっぱりキリがないのでまた別の機会に。いつも通りですね。

今回はとりあえずここまで。今後もこういったマイナーな曲やアーティストも積極的に拾っていきたいなと思っています。まだまだ隠れた良曲が沢山このジャンルには眠ってますよ~。紹介できる日が楽しみです。

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